になるなど、やむを得ない場合のみ使用し、原則として採用していません。 また一部の後発薬製造メーカーからは、全く先発品と内容が同じで値段が安いなどと、活発に 宣伝が行われているのはご存知のことと思います。 ん。その原因については色々な検討がなされていますが、医師が後発薬に対し持つ不信感の 原因は、簡単に書きますと「効かない」「副作用が出る」という点に尽きます。 レームを聞いたこともあります。使ってみて、効果を実感出来ないこともありました。これは後 発品メーカーの指摘するように、単なる私の先入観に過ぎないのかも知れません。しかし彼ら が主張する同等性試験のデータは、私の先入観を覆すだけの説得力を持ち得ませんでした。 にとってメリットのあるものではありません。たとえば、内科的慢性疾患で、1万円の医療費が かかったとして、薬剤の費用は約3000円ー4000円程度です。薬を後発薬に切り替えて節 約出来る医療費は薬剤費のうちのせいぜい2−30%にすぎず、窓口の自己負担金の差額は 数百円に過ぎません。たった数百円を節約するために、安全性を犠牲にする気にはなれませ ん。これが現在の私の偽らざる気持ちです。 ませんが、当分の間当院では先発薬を処方致します。 意味合いはほとんどないと考えています。もちろん、希望される場合は院外処方箋を発行致し ますが、昨年の実績では、院外処方箋を希望された患者さんはお一人だけでした。
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